2023年11月05日
今日は久しぶりに貯水葉の魯肉飯を食べに向島まで行ってきた。
前回に訪れたのはプレオープンの時だった。
https://www.qlitre-dialy.ink/post/tyosuiyo-minced-pork-rice-is-very-delicious
エントリを見返すと、今年の1月のプレオープン中のことだったので、しばらく足を運んでいなかったことになる。
貯水葉が位置するのは、東京墨田区は向島のあたり。東京スカイツリーのすぐ近く、というとイメージがしやすいかもしれない。
自分は川崎周辺に住んでいるので、電車だとドアツードアで1.5時間以上はかかるだろうか。
じゃあどこから気軽なんだ、という問題はあるにせよ、気軽に行ける、という距離ではなかったのかもしれない。
ついでに近くに寄るような用事もあまり発生しない。
しばらくご無沙汰だったのだけど、久しぶりに行こうと思った。いや、行きたいと思った、という方が正確な表現である。
特に近辺に用事があるわけでもなく、ただ、うまい魯肉飯を食べたいと思った。それを目的にしたいと思った。
今回はドライブを兼ねて下道で向島へ向かう。品川、新橋、などの都心を抜けていく。
オフィス街だからだろうか、休日は空いていて走るのが気持ちいい。近くのコインパーキングへ車を止めて、貯水葉へ。
店内に並ぶビカクシダ。詳しくないが、かっこいい気がする。
昼時のため満席に近かったが、カウンター席が空いていたので、すぐに着席できた。
魯肉飯定食1,200円。10分くらいで提供されるスピード感。ファストで良い。
写真で既に見るからに美味そうだが、実際に滅茶苦茶うまい。
提供されてから、一心不乱で胃に掻っ込む。
すこし、不思議な気がした、店内は観葉植物が並ぶお洒落な空間だ。だけど、俺は一心不乱にがっついて、10分ほどで完食してしまった。それでいいと思った。無意識にがっついてしまうのが、美味い飯の条件なのかもしれないとも思う。
完食した後は特に何をするでもなく、そそくさと車に戻り家へ向かう。
道中、魯肉飯の余韻が口の中に残っていることを意識していた。異国の味がする。香辛料だろうか。それが心地いいと思った。
移動で3時間、店内にいたのが約30分ほどだっただろうか。合計で3時間半ほどをただ魯肉飯を食べることに費やす。
それは人生の一日を費やすに値する3時間30分だったと思う。