2026年07月24日
タイトルの通り2026/07/22開催のmicroCMS Meetup 2026でLT枠として発表をしました!
テック系のカンファレンスでは以前にCloudflare Workers Tech Talks in Tokyo #6で発表したことが一度だけあるのですが、その時は15分という枠。LT枠として発表をするのは今回が初めてでした。例の如くこの日記サイトは初めて経験したことは記録に残す、というコンセプトがあるため、感じたことなどをまとめていきます。
microCMS自体は2021年頃から使い続けています。そこでMeetupのイベントページを眺めていたら、LT募集の文字が目に飛び込んできました。ちょうど僕が別でやってる「飯ログ」という個人サイトで新機能を追加したタイミングでしたので、その発表をしたらどうだろうと思い申し込みました。
その時に書いた発表詳細です。
訪れた料理店を記録するサイトを約一年前から運営している。スタックはmicroCMS × Hono だ。このスタックはリモート MCP サーバーを簡単に構築できる。もともと料理店データをMCP経由で取得できる仕組みは実装していた。運営を続けるうち、店舗の登録作業が煩雑になってきた。そこで、この登録作業をMCPから行える仕組みを構築した。LTでは概要説明とホビープラン一個のAPIキーで全ユーザー向け「取得系 MCP」と、管理者のみが使用できる「登録系 MCP」のデモを行う。
申込数が枠を超えていたので抽選でしたが、なんと担当の方から僕の案が採用されたと連絡がきました。
内容的にニッチなユースケースだという自覚があったため、驚きました。
しかしながら、せっかく採用していただいたので、少しでもいいものにしようと気が引き締まる思いがしました。
スライドをばーっと作って適当に発表を通してみたら15分ほどかかってしまいました。
今回の枠は8分だったので、大幅な時間オーバーです。そのため、しゃべりながら、このスライドはいらないな、みたいな部分をがしがし削る作業をしました。時間を伸ばすのはけっこう調整が効くが、削るのは思っているよりも難しいと思いました。特に最初はコードの例も入れてたのですが、全てカットしました。やはり短い時間でコードの説明をするのは難しい。
前回の発表の時と同様にスライドは極力AIに頼らず手作りをしました。
(一部ER図っぽいところだけはAIで画像生成した)
仕事ではAIを使ってなるべく楽をしていますが、今回は個人として参加をしているので、なんとなく楽をしたくないなという気持ちがありました。見た目はつたないスライドになりますが、AI時代だからこそ、そこに「味」が出るような気がします。
この自己紹介とか。

このスライドもけっこうがんばった。

これも前回と同様。自分は割と緊張をするタイプ。人前であがってしまって言葉が出なくなった、という経験が多いです。練習をしても緊張をすること自体は避けられません。それでも練習をしておくと、緊張していたとしても勝手に口から言葉が出てきてくれる、という状態にはなります。
正確に数えてないですがたぶん通して50回くらいは練習したと思います。
今回はCloudflare ZeroTrustで接続認証をかける、というデモを行いました。まさにログインページが立ち上がって、ログインして…という認証をするのですが、トークンが残っていると、スルーしてそのまま接続されてしまいます。そのため、トークン保持期間を最短にして…という地味な調整が入りました。
それでも15分が最短だったので連続したテストができずちょっともどかしい感じも。
microCMS × Hono:飯ログ店舗を自作MCPサーバーでAI登録
なんと順番はトップバッターでした。
相変わらず経歴が浮いている気がしましたが…。


connpassより引用
https://microcms.connpass.com/event/394654/
18:00に本編が開始、司会の方が10分程度話したらすぐに発表の番がやってきました。
トップバッターはやはりすごいプレッシャーです。心の準備が追いつかないというか。
今回のMeetupは聴講者数も100名超えの盛況。しかし、壇上にあがると緊張して見渡す余裕すらありませんでしたが。
それでも練習をしていたので、なんとか言葉は出てきました。しかし、自己紹介が終わったくらいですでにやばいって思いました。予定ではここを30秒弱でさくっと終わらせるつもりが、確か15秒ほどオーバーしていました。LTは時間が短いので、一回遅れると挽回が難しい。15分の中で15秒取り戻すのと、8分の中で15秒取り戻すのは割合が違います。その後ペースアップを意識しましたが、本番だとやはり練習の時よりも時間がかかってしまう。デモに入った時点で5分30秒ほどが経過。ここを最低でも5分ぴったり、理想は4分30秒ほどで通過したかったのですが。
やばいやばいと思ってデモを開始したら、追い討ちをかけるように肝心のMCP登録で想定外のミスを犯してしまい、少し固まってしまう。
デモで登録する店舗について、練習の時のやりとりのメモリからClaudeが登録済みだと判断してしまったのです。

当日のデモ画面。実際はmicroCMS上にデータはないが、メモリから登録済みだと返事を返している。
実際は参照先のエリア群馬県渋川市を先に作って、それを参照する永井食堂を作るというデモをしたかったのです。しかし刹那の瞬間に練習で投入したデータを消し忘れたと勘違いして、AIの動きを止めてしまい、急遽会場の近くのカレー屋の名店エリックサウスを登録するという動きに切り替えました。一応はこれでデモを完走できたのですが、やはり時間オーバーが仇になりました。仮に4分30秒で通過してたら、ここで10秒ほど冷静に思考することができたはずです。場合によってはmicroCMSの管理画面を確認してデータがないことを確認して改めて、永井食堂を追加することもできた。しかし、この時の自分は「時間がやばい」ということしか頭になく、このような動きをとるしか道がなかったのです。
それでも、もともとエリックサウスでお店を追加するというデモも線として練習していたので、咄嗟に出てきたのはよかった点でした。
結局40秒ほど時間がオーバーしてしまいました。強制終了になるタイプではなかっただけにこの時間が悔しい。そして主に運営の方に申し訳ありませんでした。幸いその後の質問タイムが短かったので帳尻は合ったと思い…。
練習の時点で8分ぎりぎりに終わることが多かったので、ここがまずかったのかなぁと思います。
やはり本番のブレを考慮して10%くらいのバッファはみておきたい。5分のLTだとおそらくもっとシビアでしょうか、いつか挑戦してみたいです。
発表直後の懇親会でエンジニア職の方から、自作MCPサーバーの実装について聞かれるケースがありました。microCMSとHonoと組み合わせたケース、それでいてMCPサーバーを構築したケースは事例が豊富ではない印象です。そういう点で興味を持ってくれたのだと思います。会場にいる多くの人にとって有益な情報だったかというと、そうではないと思いますが、一部の方の興味を引いたという点で、一石を投じることができたという手応えがありました。
microCMSとMCPサーバー接続の相性はかなり良いと思っています。テンプレートリポジトリとか作ったらどうだろうみたいなことも考えたりしました。
それと非エンジニアの方に発表がわかりやすかった、なんか面白そうなことやってると思った、みたいな率直な感想をいただけたのも、とてもうれしかったです。そこはちょっと目指していた部分だったので。
以上、準備から発表を終えるまで非常に貴重な経験ができました。
他の方の発表もmicroCMSユーザーとして参考になる発表が多くとても実りの多い場でした。
素晴らしい場を作っていただいた関係者の方々にこの場でお礼を申し上げます。