2026年07月28日
フジロックに7/25(土)の一日のみ参加したので感想や考えたことなどをまとめておく。
フジロック自体は学生時代は毎年行っていたのだが、社会人になってからあまり行かなくなってしまった。最後に行ったのが確か2017年だったので、実に9年振りの参加ということになる。大きな心境の変化があったというわけではないのだけど、例年フジロックのライブ映像が配信されるようになり、観ていたら行きたいなーという気持ちが出てきた。そんなことを考えていたところに、自分がファンの柴田聡子さんのフジロック初出演が決まり、これは1ファンとして馳せ参じねばと思い立ち勢いでチケットを購入したのだった。宿は会場近くのものが取れなかったので、前橋市内のホテルをとった。というわけで当日の感想などを時系列に沿って。
前橋市内のホテルで起床したのが5:15。すぐに支度をして車に乗り込んで駐車場に向かう。一日券の人は場外駐車場といって、会場からシャトルバスで20-30分程度移動した場所に停めるらしい。エリアがいくつかあるのだが、自分は神立駐車場があたった。ネットにあまり情報がなかったのだが、オフシーズンの神立スノーリゾートを駐車場として利用しているらしい。湯沢ICを降りてすぐの場所にあるので助かった。高速に乗り、谷川岳の長いトンネルを抜けて、土樽PAでちょっとトイレ休憩して、ホテルを出てから1時間20分くらいで駐車場についた。

ここからバスで駐車場に向かうのだが、越後湯沢駅から乗る場合と違ってこの駐車場に車を停めている人しか乗らないので、混雑はなくスッと乗れたのがよかった。

シャトルバスの中で横殴りの雨が降っていて、フジロックに来たな…と思った。
会場についたのが8:00過ぎでそこから入場ゲートの方に向かう。オープンしてるのかな?と思ったがゲートが開くのは9:00かららしい。もうちょっとゆっくり来てもよかったかもしれない。
雨はこのあたりで一回やんでついに開場。

入場後にそのまま奥地のフィールドオブヘブンへ向かう。
前回の日記で書いたようにこのフジロックの一番の目当ては11:00から一発目の柴田聡子だった。とにかく確実に観るためにこういうスケジュールになった。朝一は人の入りも少ないのですいすい進める。9:30過ぎにはフィールドオブヘブンについた。
10:00過ぎにお店が営業を始めるとすぐにビールを買って飲んだ。今回は夜に運転があるので、飲める時間帯が少ないためやっておきたかった。すこしほろ酔いになりながら、雨は激しく降ってきて身体が少し冷たくなってきて飲まなければよかったなぁみたいなことを思った。11:10に時間通り柴田聡子(BAND SET)のライブが始まった。
セットリストは以下の通り。
夏のツアーでやった曲を順番を入れ替えて、組んできたという感じか。初のフジロックなのか気合いがいつもより入っていると思った。いきなりワンコロメーターをやったのは驚いた。個人的にはカタルシスを迎えたのはYour Favorite Thingsだった。フジロックの大舞台でライブをしている柴田聡子を眺めている自分とスローバラードで歌い上げる「きみの好きなロックンロールをひとりで見ているよ」という歌詞がシンクロをしたようで、涙が自然と溢れてきてしまった。雨が降っていたのであまり目立たなかったのは助かった。その後、新曲のダンスチューン「Pool」と「Side Step」を披露して「Synergy」が始まったタイミングで晴れ間が広がり会場に光がさす。すごいシチュエーションに包まれている。Snergyは軽快な曲だがここでも少し涙が流れてしまう。「雑感」も遠くから運転してきた自分と重なるようでうれしかった。柴田聡子さんの詩について曲全体で共感を覚えたことはない。しかし、このシチュエーションはなんかわかるな、とか、これは自分も感じたことがあるかも、というような共感覚が湧き起こることがある。それがまさに詩の力に触れているようで面白い。
それにしても、「フェス仕様で有名な曲をやる」というわけではないのに、結果的にここまで良曲揃いになっているのがすごい。
終わった後に若い女性二人組が「柴田さんみたいになりたい」と盛り上がっていてファンとしてはとてもうれしい思いがした。今まで多くの柴田聡子のライブを見てきたが、感情面も考慮し総合的にみると、間違いなく自分の中で過去一のライブだった。
柴田聡子が終わったあとはちょっとした放心状態になってしまい、そのままヘブン後方で座りながらYUUFを見る。イギリスのインストバンド。フィールドオブヘブンでの出演だけあり、ワールド感のある広がりのある音だ。
YUUFイケメン過ぎます。世の中にはこんなイケメンがいるのか… pic.twitter.com/ztqonG2DnR
— qlitre(くりったー) (@kuri_tter) July 25, 2026
この曲がすごくかっこいいと思った。
それにしてもフジロックは本当に音響がいいと思った。野外でやるライブは数あれど、ここまで大きい音で演奏をできる環境はなかなかないのではと思う。音はとても大きいのだけど、自然が吸収しているからか、耳が全然嫌な感じにならないのがいい。
そのあとレッドマーキーエリアに移動してTHE BETHSを見る。行きの車の中で聴いてきて疾走感のあるオルタナ風のかっこいい曲が多いと思った。
トイレに行く途中で大学のサークルの先輩にばったり会う。最後に会ったのもフジロックだったので9年振りか。昔はサンダルで来てたけど今は無理だよなーみたいな話をした。フェスにくると知り合いに会えるのも楽しい。
直射日光エリアで観ていたら体力がもってかれてしまった。
何回かライブを観たことがあるがフジロックで観たことはなく、シチュエーション的に最高だろうなと思い観ることにした。
この前に兄夫婦に会ったりした。その後柴田聡子のラジオ生出演を聴講。そのあとフォローフォロワーと合流してそのまま一緒にceroを見ることにした。
ライブは夏を感じさせるSummer Soulからスタート。
cero、Summer Soulから始まった。 pic.twitter.com/dOTEWcMr0e
— qlitre(くりったー) (@kuri_tter) July 25, 2026
遠くからだったが、新譜の中でも特に好きなNemesisをやってくれてうれしかった。室内で見ると涼しくてよい。
ふたたびフィールドオブヘブンに移動。人も増えてきて移動がしんどくなってきた。というか力(リキ)が入らない感じがする。と思ったら朝からあんまりまともな食事をとっていないからだった。
慌ててぐるぐるウインナーと藤宮焼きそばを食べる。

これで少し持ち直した気がする。腹が減っては戦はできぬ。ヘブンについたらライブまでまだ1時間くらいあったので、30分くらい椅子に座って眠る。眠ると少し回復をする。
Kokorocoはケニアの芸術学校で出会ったメンバーで結成されたバンドらしい。ジャンルはアフロビートか。ファンクっぽい曲も多いんだけど、ニューオリンズの方のタイトな感じではなくて、ゆったりとした曲でリラックスしながら聴ける。夕日が沈む時間帯に聴いていて、お酒飲みたいなあとも思ったのだけど、飲まなくてもすごくいい気分だからこのままでいようみたいなことを考えたりした。
夕日が沈んでいくフィールドオブヘブンのkokoroco pic.twitter.com/K4ajRE9P5g
— qlitre(くりったー) (@kuri_tter) July 25, 2026
本当に好きだった。この会場で昔フジロックで知り合った人と会う。会場にめちゃくちゃ人多いのにばったり会ってしまうの謎だ。引力を感じる。
ホワイトステージに移動して本日のお目当ての一つXGへ。ライブ前からファンの人の歓声が聴こえており異様な熱気に包まれていることがわかる。出演後の観客のテンションはそれはもうすごかった。マイケルジャクソンのライブ映像とか観ていると異常に興奮している人が映ることがあってそれに近い何かを感じた。予習は新譜を中心に行ってきて、特にかっこいいと思っていた「GALA」と「TAKE MY BREATH」を聴けて大満足というかフジロック来て本当によかった…と思った。
というのも自分は朝イチの柴田聡子目当てで来ていて、そこで感動をすることはある程度予測はしていたのだけど、XGで興奮しまくるのは想定していなかったのでやばかった。
XGちょっとカッコ良すぎる。ダンスの切れとめちゃくちゃうまいボーカル。曲もやばい。初めてみたけどなんだこれ? pic.twitter.com/8Td1WcrH9c
— qlitre(くりったー) (@kuri_tter) July 25, 2026
フジロックのXG、絶対に聴きたかったGALAをやってくれて最高だった。
— qlitre(くりったー) (@kuri_tter) July 27, 2026
高音で歌い上げた直後の音がバチっと決まるタイミング、ダンスの切れ、ラップ、初見だったが本当にゾクゾクした、改めてすごい場所に来てしまったという感想。
2026-07-25
フジロックフェスティバル
ホワイトステージ
XG “GALA” pic.twitter.com/yimTjHthoQ
最初にあげた動画がXで結構反響があって、そのやり取りの中でファンの方から「初めての人からのこういう意見が本当にうれしい」というような引用をしていて自分もなんだかうれしくなってしまった。ものすごくピュアな気持ちに触れているような気がしたので。
ファンクラブ入るか検討している。
トリは再びヘブンに移動してBAD BAD NOT GOODへ。
最初は疲れていてあんまりピンと来ていなかったのだけど、徐々に身体が動いてくるというか、良さがわかってきた。最初にキャッチなー曲で掴むライブが多いと思うのだけど、徐々によくなっていくセンスはこういうインストというかジャム系のバンドならではか。身体が疲れていると起伏のあるライブより、徐々にテンションがあがっていくスタイルがありがたく、恍惚とした気分にもなってくる。新譜の予習けっこうしてきたんだけどあんまりやってなかったような気がする。自分がアレンジの違いに気づいてないだけなのかもしれないが。最後にアンコールでRoy Ayersの名曲「Everybody Loves the Sunshine」のカバー。あぁいい終わり方だなぁ、と思った。
フジロック、BAD BAD NOT GOODのRoy Ayersの”Everybody Loves the Sunshine”のカバーで一日を終える展開が熱かった。
— qlitre(くりったー) (@kuri_tter) July 27, 2026
2026-07-25
フジロックフェスティバル
フィールドオブヘブン
BAD BAD NOT GOOD pic.twitter.com/z5qXtZCMJf
ライブが終了後は帰路に向かう。フジロックのいいところは歩いていると音楽がどこかしらから聴こえることで、TOMORAのライブを聴きながら帰るという贅沢なムーブができた。ライブが終わったのが22:40くらいで、そこからシャトルバス乗り場についたのが、23:40くらい。バスに乗り込んだのが24:20くらいで、神立駐車場についたのが25:00くらいか。そこからトイレ入ったりして出発をして宿についたら27:00を回っていた。起きたのが5:00過ぎだったのでなんと22時間くらい活動していたことになる。流石に疲れたが、なんとかなった。
久しぶりに行くとやっぱり最高のフェスティバルだな、ということを思う。うーむ、来年は三日間参加したいかも。ここからフジロックショックか、、ということの対策として明日はMitskiの追加公演に行くことにしている。ふっふっふ。