QLITRE DIALY

安宿はみなそれぞれに安宿だ

2026年04月11日

幸福な家庭はすべて互いに似かよったものであり、不幸な家庭はどこもその不幸のおもむきが異なっているものである。

アンナ・カレーニナ

来週の4/13から4/17にかけて大阪に出張にいく。基本的に内勤のため、出張はあまり多くはないが、今回は業務フォローが発生する事案があり、長めの出張にいくことになった。そして出張について回るのが宿泊先の手配である。

会社によってさまざまな規程があると思うが、僕の勤めている会社では宿泊できるホテルの金額の上限が明記されている。誰がそんなルールを作ったのか分からないが、役職によって泊まれるホテルのグレードがあがっていく仕組みとなっている。いろいろと言いたいことはある。しかしここで愚痴をもらしても仕方あるまい。とにかく、僕の役職では7000円台のホテルに泊まるように、と定められている。

場所によっては7000円も出せば十分満足なホテルに泊まれる。しかし、大阪エリアとなると近年のインバウンド需要もありすこし厳しい印象だ。コロナの影響もあるのだろうが、4-5年前まではけっこういいホテルに泊まれた。7000円も出せば、阪急阪神グループが運営する「ホテル阪神」などに泊まることができた。いま同じホテルを覗いてみたら、平日でも一泊あたり15,000円くらいする。このホテルに泊まるのは難しい。

ここで余談。ネットフリックスの文化について触れた「NO RULES」という本がある。そのタイトルの通り、ネットフリックスでは規程というものがほとんどなく、宿泊できるホテルのグレードだったり移動手段に制限がない。そのため、ファーストクラスで移動して、高級ホテルのスイートルームに泊まるみたいなことを上長の承認なしに行うことができる。

ただし「ネットフリックスの利益を第一に考えて行動せよ」というような理念はありそこは守らないといけない。承認はいらないが、無駄に金を使っていたら咎められる、ということはあるらしい。

こういう文化を作れるのはめちゃくちゃ優秀な人しか採用しない、という前提があるかららしい。

話を戻そう。自分はネットフリックスに勤めているわけではないので、決められたルールの中で探すしかない。

そしてやはり7000円台だとなかなか見つからないのである。

とはいえ全くゼロではない。いくつか検索でヒットする。

マウスの左クリックを押して、ホテルの詳細を確認していく。

4000円。

ドミトリーの4人相部屋だ。学生時代の海外旅行を思い出すようで、面白そうな感じもするが、流石に会社のPCなども持っていくのでセキュリティなどが気になる。ここはだめだ。

4500円。

ここは相部屋ではないが、四畳半一間の風呂なしトイレなし。夜にトイレしたくなったらどうすればいいのだろうか。ここもだめそうだ。

5000円。

梅田徒歩10分。ビジネスホテル。

やったついに宿泊先を見つけたぞ!

ついに見つけました、ここに泊まりたいんですけどいかがでしょうか、梅田駅徒歩10分で5000円、規程も完璧にクリアです。上司に報告をした。

「ば・・・ばっかもーん!!そこは連れ込み宿だ!!」

ホームページは普通のビジネスホテル風だが、口コミを調べてみると確かにいわゆる「連れ込み」で利用している人が大量にいるらしい。上司がなぜ知っているのかは突っ込まなかったが、終わりの見えないホテル探しを再開するしかなさそうな雰囲気だった。

おわりに

結局相談をして一泊平均9000円台のホテルに泊まることになった。それでも口コミに「幽霊がでた」などの書き込みがあがっており、どんなホテルなのか、泊まるのが本当に楽しみだ。

ちなみに桜川周辺に宿泊の西九条乗り換えです。おすすめのうまいお店があったら教えてください。ではでは。