QLITRE DIALY

もう接種会場の終わりに来てしまった

2022年06月10日

仕事帰りにワクチンの3回目を接種してきた。

1回目と2回目に引き続きモデルナの接種、結果的に3連続でモデルナを打ったということになる。

やれファイザーがいいだの、モデルナの方が良く効くだの、実しやかな話が飛び交っていることはあるけれど、自分はあまりそのことについて考えないようにしていて、たまたまモデルナが続いたということになる。

1回目の接種をしたのは、昨年の9月で、あの時は予約をするのに大変だった記憶がある。

人気コンサートのチケットのように、リアルタイムで予約可能な枠が埋まっていく。自分の都合等を考える余裕もなく、空いている日を予約した形だった。

3回目の今回はというと、空いている枠もかなりあって、自分の都合に合わせて、ちょうど仕事が終わって帰る頃にちょうどいい、という時間に予約をすることができた。

ワクチン接種については出勤扱いにはなるけれど、最近はなんだかんだで忙しいので、こういう時間の取り方をしたわけだ。

というわけで、川崎駅周辺の大規模接種会場に着く。

予約をするときに余裕があったので、想像はしていたけれど、人がまばらだ。

誇張ではなく、接種を受けに来ている人よりもスタッフの人の数の方が多い。

1回目と2回目はそうではなくて、とても人の数が多かった。なんだか、あれもあれで夏フェスのような趣があってよかった。もし出店があったり、Tシャツが売っていたりしたら楽しいのに、なんてことを会場についた時に考えていた。接種自体は途中、途中で待たされる場面が目立った。それだけに終わった後に、やり切った、という無駄な達成感があった。

今回は基本的に待ち時間がなく、すぐに接種が終わる。待つことはほぼなかった。あまりにもあっさりしすぎていて、接種後の経過観察の15分が心地良いと感じる。1回目、2回目の時は結構途中で待たされる場面もあったので、あの15分間に「また待たされるのか」と思うことがあった。今回は周りに人がまばらなこともあって、落ち着いた15分間を過ごすことができた。せっかく来たんだからもう少しこの場でゆっくりしたい、という感覚だ。

15分間が経って、会場を後にする。その際に、なんだ、もう終わってしまったのかと、少し寂しい気持ちになる。それもそれで一つの趣があると思う。