2025年03月23日
昨日の3/22はのとさん企画、下北沢はBASEMENT BAR / THREEにて開催のfever'3
へ行ってきた。
主催者であるのとかずき
さん(@notoshi39)が仲の良いバンドを呼ぶ、という趣旨のイベントらしい。
fever'3
とある通り、3回目の開催。
実は自分はのとかずき
さんのことをこのイベントの時まで知らなかった。先月に参加したPASSiON RECORDS 7周年企画『Thanks!』で超右腕
のライブを見た際にMCでこのイベントに参加をすることを話していたので認知をしたのだった。現場に行くとこういう情報がいち早く手に入るのが良い。超右腕
は岡山のバンドなので、東京周辺でライブを見れる機会はあまり多くはない。なので、東京に遠征にきてくれた時はなるべく参加をするようにしている。
以上のような経緯でfever'3
のチケットを予約したのだった。
今回は久しぶりに一眼レフカメラを持って写真を撮った。
使用機材はNikon D7200
、レンズはSIGMAの18-35mm f1.8
。
というわけで当日の流れを写真とともに振り返っていく。
超右腕
のライブは一発目の17:00からだったが、15:00くらいに家を出て、まずは日高屋
で軽く酒を飲む。
会場のある下北沢には残念なことに日高屋
はないので、自宅最寄駅の店舗へ。何回も言及をしているが、ライブ前に軽く一杯やるのに日高屋
はかなり適している。だいたいどこの街にもあるし、酒2杯+つまみ2−3品を頼んでも1000円ちょっとで収まるので財布にも優しい。チェーン店なので味と価格が安定しているので、一杯引っ掛けた後の自分の状態のイメージとぶれることが少ない。ライブ前にいつも俺を最高のコンディションにしてくれる。
まずは生ビール+キムチを堪能する。
音量上げろ!!生前葬だ!! pic.twitter.com/fLBn3eK0ze
— くりったー (@kuri_tter) March 22, 2025
その後、レモンサワーとおつまみからあげを注文して退店。
下北沢へ移動し、会場であるBASEMENT BAR
へ。
ここからライブ感想に入る。
まずはお目当ての超右腕
のライブを見る。
一曲目はベースあべさん
のコーラスがメインとなる新譜収録の曲。
この曲は確か前回のパッションレコーズ企画のイベントでも一発目にやっており、これからの定番となる予感がする。コーラスと轟音ギターと女性ボーカルを合わせる構成は、Yo La Tengo
のBlue Line Swinger
を彷彿とさせるナンバーだ。
その後はインユーテロ
などの曲をはさみ、最後は新曲で締める。これが10分近くに及ぶ名曲で、かなり圧倒される感じの曲だった。
来月あたりに新譜に関する発表ができるかもというMCがあった。
今回のライブの1曲目と最後の曲がそのまま新譜の1曲目とラストになるらしい。どちらもかなりの名曲だと感じているので、音源化がいまから楽しみだ。
上で触れたBlue Line Swinger
を参考までに貼り付けておく。
続いてこれまた岡山出身の3ピースバンドzoo
をみる。
超右腕
のリードギター&ボーカルであるみちのぶななこ
さんがフロントを務めている。
同日のブッキングだったためか、超右腕
のライブではななこさんボーカルの曲がなかったので、zoo
で芯の通った気持ちの良いボーカルを聴けたのでよかった。
最前列でおそらくななこさんのファンと思われる男性たちが異様な盛り上がりをみせていて、超右腕
のライブとはまた違う趣を感じた。
2025-03-22 下北沢fever’3 zoo pic.twitter.com/2J3MOtGVYI
— くりったー (@kuri_tter) March 23, 2025
毎回思うのだが、ななこさんのボーカルはカネコアヤノ
を彷彿とさせて、いつも聞いていて鳥肌が立つ。
会場内で寺田食堂
が出店していた。
17:00頃から始まり22:00頃までのイベントだったので腹に入れておこうと思った。
物価上昇が甚だしい中で、500円ワンコインでライブ会場内でカレーを食べられるのがうれしい。
ちなみに寺田食堂
と名乗っているものの、そのような店舗が実際にあるわけではない。栄養士でもあり、バンドマンでもある「てらだ(@ayn626)」さんが、寺田食堂
という銘でライブ会場などに出張し、料理を提供しているらしい。
トマトの酸味が効いたカレーに細切りにして柔らかく煮込まれたチキンが絡み合う。
食感が楽しい逸品だった。写真で伝わるかと思うが、味もめちゃくちゃうまい。また出店を見かけたら是非とも食したい。
続いて大阪からやってきたシューゲイザーバンド、blondy
。
シューゲイザーとされるバンドのライブを見るのはむかしフジロックでみたマイブラ
以来かも。
ただずまいがめちゃくちゃかっこいい。
やっぱりエフェクターの写真は撮ってしまう。かなり頻繁に足元でいじっていて、シューゲイザーとはよく名付けたものだ、という思いがした。音量はかなり出ていたと思うが、心地のいいタイプの轟音で耳が疲れるということがなかった。貴重な体験だった。
2025-03-22 下北沢fever’3 blondy(大阪) pic.twitter.com/VTd9l2SOcg
— くりったー (@kuri_tter) March 23, 2025
京都出身のオーケストラ・パンクバンド。
このバンド、初めて見たんだけど自分の中で圧倒的にベストアクトだった。
オーケストラ構成でとにかく人が多い。ドレッドヘアとかタトゥー入ってたりして派手な人が多くてイケメン、見ているだけで楽しいし、曲はめちゃくちゃ踊れる感じで盛り上がる。ポエトリーディングっぽい歌もエモさがあってよかった。
No Funのライブ情報量多すぎて情報処理しきれなかったけどガチで最高だった。 pic.twitter.com/zrAYXq7TSy
— くりったー (@kuri_tter) March 22, 2025
最後は横浜から来たyubiori
。
大団円って感じですごくいいライブだった!
フロントのタムラさんのMCがすごく面白かったし、ギターかきならしてる時の姿がかっこいい。
「生活に乾杯!!」ってコーラスで盛り上がる曲があって、初見だったけど一緒に歌えた。
キャッチーなメロディで特にいい曲だと思った。
2025-03-22 下北沢fever’3 yubiori この曲すごく良かった! pic.twitter.com/bvnHqGXlM7
— くりったー (@kuri_tter) March 23, 2025
ギター
というタイトルの曲らしい。
これからめちゃくちゃ流行りそう。
以上、fever'3
のレポートだった。
超右腕
を目当てに行ったが、終了後もいろいろなバンドを楽しめた。
そういえばこの手の複数バンドが出演するイベントで、目当てのバンドが一番最初に演奏するのは初めてだったかもしれない。そのせいだろうか、いつもより他のバンドの演奏を集中して楽しめた気がしたのが興味深かった。
例えば目当てのバンドが一番最後に演奏する場合は、どうしても体力を温存しておかないとな、とか、酒は最後まで控えておくか、など心の中でブレーキがかかってしまう。そういうことは確かにある。
今回は目当てのバンドを最初に見てしまうことで、その時点でその日の目的を達成できた感覚がして、残りはボーナスステージのように思えた。率直にいってかなり得した気分だった。
すばらしい企画をしてくれたのとかずき
さんに感謝。ではでは。