2026年02月14日
久しぶりにAWS認定を受験した。今回はCloudOps Engineer – Associate。無事に合格できたので振り返り日記を書く。
勉強方法やツールの活用方法などをまとめているため、これから受験しようと思っている人の参考になればこれ幸いである。
2026/2/14に受験。1000点中877点だった。
合格点が720点なので、わりと余裕があった結果となる。
前回の受験からちょっと間があいてしまった。
本当は2025年3月くらいまでには取る予定で動いていたが、AI関連の技術を追うのが楽しくて後回しになってしまっていた。
あいだがあくと知識に「穴」ができてしまうので、継続して受験をするのは大事だと思う。
実務では専門的に触っていない。一部生成AI系のアプリを社内で動かしているのでその関連の操作はやったことがある。
例えばEC2を起動してcdkのコマンドを打ったり、Event駆動でLambda関数を動かしたり、DynamoDBの設定をいじったり、S3からファイルを読み取ったり、くらいな感じ。
今回のCloudOps Engineerは試験範囲的にインフラ管理系の知識が問われている。
そこは実務では触れたことがないのでそもそも知らない話が多かった。
約2ヶ月くらい。12月の中旬頃から開始して2月中旬に取得。
Udemy教材を購入した。
ハンズオン動画
問題集
まずは動画を見るところから始めた。
ハンズオンの部分は最初はトレースしていたが、だんだん時間が足りなくなってきた。後半は見るだけにしていた。ハンズオン系教材は試験対策に直接役に立つかというと、そうでもない気もした。試験対策に特化したハンズオンなので、実務とは離れた部分があり、それゆえにあまり頭に入ってこない。結局消化したのは6割強か。
残り1ヶ月になったくらいから問題を解く方に集中した。
上記の二つの教材をひたすら解く。
難易度的には、上の方の問題集の方が難しい。試験よりちょっと上のレベルを攻めている感じ。
下の方は試験と同じレベルだったという印象。
前回と同様にAnkiをフル活用した。一回解いた問題はどんどんAnkiカードに入れていく。
紹介文をいま話題のGeminiに書かせてみる。
Anki(アンキ)は、科学的な記憶メカニズムに基づいた高性能な「デジタル単語帳」アプリです。
最大の特徴は、人間が忘れかけた頃に復習を促す「分散学習(SRS)」というアルゴリズムを採用している点にあります。覚えた度合いに応じて次回の出題間隔が自動調整されるため、得意な問題に時間を割くムダを省き、苦手な問題に集中して効率よく暗記を進められます。
テキストだけでなく画像や音声も扱える自由度の高さから、語学学習や資格試験、医学教育など、世界中の学習者に愛用されています。PC・スマホ間でデータを同期できるため、まとまった時間の学習から隙間時間の復習まで、ライフスタイルに合わせて活用できる強力な学習ツールです。
一言でいうとデジタルの単語カードみたいなもの。
アプリをPCにインストールして、カードの表面と裏面を登録する。
するとこんな感じで表面が現れて・・・

解答を表示を押すと裏面がでる。

アナログの単語カードのように単にめくるだけではない。難易度に応じて次回の学習を設定できる。
難しいと思ったら「もう一度」ボタンを押せばすぐにカードが出てくる。もう覚えたと思ったら「簡単」を押せばいい。
この期間も学習回数と相関があり毎回同じではない。高度なアルゴリズムがはたらいていて、学習を続けていけば自然と脳にインプットできる。自分が受験生だった時はこんな便利なアプリがなかったので時代は進化したものだと感じる。
とにかく解いた問題はがしがしこのAnkiに入れて再学習をした。これは前回までと同じ。
以下からは今回新しく導入したメソッド。
このAnki、iOSアプリもある。
AnkiMobile Flashcardsアプリ - App Store
https://apps.apple.com/jp/app/ankimobile-flashcards/id373493387
公式のアプリで4,000円となかなかの値段がする。しかし、月額制ではないので一回払えばよく、今回購入をしてみた。
実はAnkiにはWEBページもあるのでブラウザから学習もできる。自分も以前はそうしていたが、圧倒的にアプリの方が体験がいい。
オフラインでも操作できるため、地下鉄を使って通勤してる自分にうれしいし、UI/UXがブラウザに比べるといい。

Udemyの解説を読んでよくわからないところをGeminiに流して解説してもらう。
実務で触れていない概念もかなりわかりやすく説明してくれるため助かった。Geminiは無料版を使っているが、レスポンスは高速だし、応答もかなり正確だと感じる。AIの進歩はすさまじい。
こっからはちょっとテクい話になる。実はAnkiはMCPサーバーが公開されている。
Anki MCP Server
https://ankiweb.net/shared/info/124672614
Udemyで675問くらいの問題を解いたが、これをぽちぽちAnkiに登録するのは地味に大変だ。具体的には問題文を表面にコピペして、解説を裏面にコピペして、、ということを続ける。一回一回はそんなに手間はかからないが、数が多くなるとロスタイムが多くなる。
今までの学習でここがネックとなっていた。今回、MCPサーバーの公開で一気に楽になった。gemini cliやClaude Codeなどにツール登録をすればカードの操作が自動化できる。つまり、解説と問題をAIに投げるとあとは「よしなに」やってくれる。
例えばこんな感じのClaude.mdを用意した。
# Instructions
日本語で回答してください。
# AWS認定試験 Ankiカード作成ルール
## プロジェクト概要
AWS認定試験の勉強用として、Ankiにカードを追加するプロジェクトです。
## カード追加ルール
### デッキ
- 追加先:**AWS CloudOps**
### 入力形式
テキストで以下の情報が与えられます:
- 問題文
- 選択肢
- 解答
- 解説
### カードの構成
#### 表面(Front)
以下を含める:
- **問題文**(原文ママ)
- **選択肢**(原文ママ)
- **解答方式**(単一選択 or 複数選択)
#### 裏面(Back)
以下を含める:
- **解答**
- **解説**
### ノートタイプ
- **基本** のノートタイプを使用します。
- Ankiの表示言語が日本語の場合、ノートタイプ名は `Basic` ではなく `基本` となります。同様に、フィールド名も `Front` / `Back` ではなく `表面` / `裏面` です。
- もし `Note type not found` というエラーが発生した場合は、`list_note_types` ツールで実際のノートタイプ名を確認してください。
### 書式ルール
- テキストの改行には `<br>` タグを使用すること。
- 問題文中の選択肢は、アルファベットのプレフィックス (例: `A.`, `B.`) を含んだ順不同リスト (`<ul><li>`) で構成すること。
- 解説中の選択肢に関する記述(例: 「各選択肢の誤り」)も、アルファベットのプレフィックス (例: `<b>A:</b>`) を含んだ順不同リスト (`<ul><li>`) で構成すること。
- 見出しや強調したい箇所には `<b>` タグを使用すること。
- その他の箇条書きには `<ul><li>` タグを使用し、順序付きリストが必要な場合は `<ol><li>` タグを使用すること。
### 重要な原則
1. 問題文と選択肢は特に原文をそのまま使用すること
2. 解説は適宜まとめる。最後にサービス概要などは試験に必要な範囲で簡単にまとめること。
3. 解くための考え方をまとめなさい。問題の解法アプローチや思考プロセスを理解できるように、簡潔かつ論理的にまとめる。必要に応じて、前提知識や関連するAWSサービスの特性を挙げて、なぜその回答に至ったかを補強すること。
## MCP経由でのカード追加
- anki-mcp-server を使用
- AnkiConnect API (localhost:8765) 経由で操作あとは問題を解いて問題文と解説文をそのままコマンドラインに貼り付ける。

ちょっと時間がかかるがAIが表面と裏面を判定して追加してくれる。

実際に追加されたカード

きちんと分離されている。
場合によっては追加指示でわかりにくいところを補強してもらってもいいだろう。
注意点として割とトークンを食う。自分は月額20ドルのClaudeのPROプランを使っている。それだと15問か20問くらいでトークンが尽きる感じだった。一回の問題集あたりで65問あるので、全部は持たない。
そこで無料のGemini CLIも活用して2台体制で乗り切る。gemini 2.5で回してこちらのトークンも尽きた場合はgemini 2.5 flashで回す。AI的にそこまで重くない作業なのか2.5 flashでも十分の精度を発揮していてストレスは感じなかった。
普段はClaude Codeを使っているため、gemini cliをちゃんと触るのは今回が初めてだった。MCPの設定などは以下のブログを参考にさせていただいた。
無事に合格ができてよかったのはもちろんだが、MCP x Ankiという組み合わせを試せたのが楽しかった。
次は順番的にデベロッパーアソシエイトを狙っていきたい。ではでは。