2024年09月22日
AWS 認定のソリューションアーキテクト - アソシエイトに合格したので振り返りをしたい。
これから受験しようと思っている人の参考になれば。
この辺りはぐぐっても出る内容だと思う。生成AIに出力してもらう。
AWS SAA試験は、クラウドアーキテクチャの設計と展開に関する知識を評価する認定試験である。この試験では、AWSのコアサービスを活用し、費用対効果に優れ、耐障害性やセキュリティを備えたシステムの設計能力が問われる。
主な出題範囲は以下の4つに分類される。
可用性、耐障害性、信頼性のあるシステムの設計に焦点を当てる。具体的には、マルチAZや- マルチリージョンの活用、Auto Scaling、ロードバランシング、データの冗長化などが含まれる。
無駄なコストを抑えながら最適な性能を発揮するアーキテクチャの設計が求められる。スポットインスタンスやS3ライフサイクル管理の利用などが含まれる。
IAM(Identity and Access Management)を用いた権限管理、セキュリティグループやネットワークACLの設定、暗号化といったセキュリティのベストプラクティスに従った設計を理解しているかが問われる。
適切なリソースの選定やスケーラビリティの確保、キャッシュの活用、RDSやDynamoDBなどのデータベースの適切な選択が含まれる。
試験は全65問の選択問題で構成されており、制限時間は130分である。問題は単一選択式と複数選択式の形式で出題される。合格ラインは約72%前後とされているが、具体的な合格点は公式には明示されていない。
AWS SAA試験は、1年以上のAWS実務経験を持ち、AWSを用いてシステムの設計や管理を行っているアーキテクト、開発者、オペレーションエンジニアを対象としている。
流石に生成AIに吐き出させたものを書くだけだとあれなので、ざっくりと概要を。
クラウドを使う簡単な背景が与えられて、2ー3個のサービスを組み合わせてどういう解決が適しているか?みたいなことを問われることが多いのかな。丸暗記問題は少ない。SNSトピックをSQSキューに飛ばしてキューのメッセージ数をターゲットにしたAuto Scalingで…みたいな感じの構成を問われることが多い。
一応半年前にクラウドプラクティショナーは取得した。
業務ではほぼ運用的なことはしていない。
強いて言えば昨今流行りの生成AIのAWSユースケースをgithubのREADMEに従って自社のAWS環境にデプロイしたことがあるくらい。
Generative AI Use Cases JP (略称:GenU)
プライベートではPythonやHonoを使ってLambda関数とDynamoDBを使ったことがある、という感じ。
前回のクラウドプラクティショナーの時と同様に今上期の目標設定になっていたというのが直接的な理由。
一応IT導入関連みたいな業務をやっているので、資格取得の過程で知識が着くのはプラスになるだろうという考えもあった。実際にベンダーの出すシステム構成図を見て意味は分かるようになったし、多少の突っ込みというか議論もできるようになった。そのインスタンスってリザーブドインスタンスにした方がコスト安いんじゃないの?とかS3のバケットタイプはそれが適切なの?などなど。
今年の6月までは引っ越しを含めてばたばたしていたので7月から9月にかけて2か月半くらいだろうか。常に継続して勉強するのは難しく、例のごとく最後の2週間くらいで追い込みをして帳尻を合わせた感じはある。
【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
クラウドプラクティショナーでもお世話になった柴田晋吾さんの講座を受ける。
約50時間と長めの時間で、ハンズオンが充実している。問題を解くにあたって画面で触れたことのあるのとそうでない場合では知識の定着にかなり差がでるのでハンズオンが豊富な点は嬉しい。あくまで試験のためのハンズオンなので体系だった構築は少ない。とはいえ広く浅くAWSサービスに触れるという点で実務にも役立つと感じる。
定価だとそれなりな値段がするのでセールの時を狙って買おう。確か2000円か3000円くらいまで下がった気がする。
Ping-tを中心に勉強をする。
本番レベルの複合問題が270ほど、その他の基礎問題を含めると750ほどの問題を解くことができる。
素晴らしいのは解説がかなり詳細な点。
図解入りで解説があるのでイメージが頭に入ってきやすい。
ちなみに当初は有名なAWS認定資格 WEB問題集&徹底解説を使っていた。100問ほど解いたところで、その先は有料コンテンツになっていた。サイトの運営方針が変わったのだろうか。料金も月額900円と安くはないので、利用はしないことにした。
今回は無し。
前回と同様にAnkiを使い倒す。多少手間がかかるけど「明らかにこの問題は解ける」という問題以外はAnkiに突っ込むようにしていた。Ankiの解説については前回のクラウドプラクティショナーのエントリで行っているのでそちらを参照されたい。正直Ankiは試験対策のリーサルウエポンとなりつつあるというか、これがない勉強は考えられないというレベルになっている。
あとChatGPT!これがとても役に立つ。
解説でよくわからないところとかはChatGPTに投げるとかなり詳しく教えてくれる。
あと構成図を作ってもらったりもした。よくあるELB、Auto Scaling、Target Group、EC2の関係図。 構成図はマーメイド記法で書いてと指示をして、Notionに貼り付けるとすぐに確認できてよい。
けっこう気になる部分だと思う。
正直いって業務で触っているかどうかでも変わると思うが、自分の使った教材ベースにまとめておく。
Udemy動画:
最低でもとりあえずハンズオンは一通りやる。
最後のテスト問題集も2-3周して100%解けるようにする。細かい概念は覚えなくていい。とにかく手を動かすことに主眼を置く。
Ping-t:
最低でも実践レベルの270問は100%できるようにする。
余裕があればその後の基礎問題を含めて解けるようにする。
まとめると動画はハンズオンを中心に流して、後はPing-tで問題をひたすら解きまくる、これで受かると思う。
町田のピアソンVUE認定の試験センターで受験をした。
受付をすると簡単な注意事項確認がある。その後、身分証の確認と写真撮影がある。
身分証は2種類用意する必要がある点が注意。
このあたりは当日の状況によるのかもしれない。ここからは箇条書きで簡単にまとめる
ざっとこのような流れだった。
72%が合格ラインらしいので、だいたい47問くらいがボーダーだろうか。
一度見直した際に「確実にこれはあっている」と感じる問題が41問ほど、24問ほどは「確証はできないが、2択か3択程度に絞り込めている」という状態だった。
クラウドプラクティショナーは提出後に合否判定がすぐに出たが、ソリューションアーキテクトアソシエイトは後日メールで来るとのことだった。が、当日の20:00頃にCongratulationsメールを受信、合格をしていたらしい。
一応成績を確認すると、833点だった。
800問くらいの問題を解いてきたが、完全に同じ問題は少なかった。
では難しかったと言われるとなんともいえない。
SAA試験は2-3個のサービスを組み合わせたソリューションを問われることが多い。そのため、選択肢の絞り込みはしやすい。しっかり勉強をしていれば、確信が持てなくても「これって明らかにおかしいよな」っていう選択肢が2個はある。なので、すっきりはしない感じはあったものの833点という比較的高得点が出たのではないかと思う。
結論をいうとPing-tの試験レベル270問と同じくらいの難易度と考えて遠くはない。
以上、合格体験記みたいな日記であった。この勉強をもとにサーバーレスな仕組みを作ったりもできたので、今度紹介したい。試験で詳しいことを聴きたい方がいたらXまで連絡をください。
ではでは。