QLITRE DIALY

会社から遠い場所に住むこと

2024年06月30日

前回のエントリで家を買った話をした。

「家を買って、家主になった話」

今回はそれに少し関連した話として、家からの通勤時間について書いていきたい。

初めに申し上げると自分は会社から1時間40分くらいの場所に住むことに決めた。

物件の購入をしたことを話題にすると、決まって「どこに買ったの?」という話になるし、その後に通勤時間の話になる。

その時にこの1時間40分という時間を伝えると「長い」、「大変そう」という反応が多かったように思う。

通勤時間は短い方が良いのか?

通勤時間というと短いほど良いという考えが主流だ。

フルリモートワークのような特殊なケースを除き、賃貸にせよ物件購入にせよ「会社からどのくらいかかるのか」ということは判断材料にせざるを得ない。

近くに住むことのメリットは明らかに多い。

  • 朝はぎりぎりまで寝てられる
  • 多少残業しても早く帰ることができる
  • 満員電車にさらされる時間が少ない

などなど。挙げればきりがない。

通勤時間が長いことのメリット

さて、前述の通り自分は通勤時間が長くて大変そうな場所に住んでいる。

もちろんあえて遠い所を選んだというわけではない。

ただ、多少遠い場所に住むのも悪いことばかりではなくてメリットがあると考えている。

3つ紹介をしたい。

1. 朝は遠ければ遠い方が良い

遠い場所に住むメリットの一つとして後輩の話を一つ紹介したい。

その後輩は会社に2時間くらいかかる場所に住んでいた。

率直にいって遠いと感じる時間だ、大変じゃないの?と自分が聞くと、朝は…遠い方がいいんですよね、会社はなるべく行きたくない場所なんで、家を出てから会社に着くまではなるべく時間がかかった方がいいんです。

これはけっこうおもしろい考えだと思った。確かに、例えば会社から10分の場所に住んでいたら家にいる時から会社行きたくねーな、と考えてしまいそうではある。2時間の場所なら近づいてくるまでは会社のことを意識しないで済む。

これは引っ越しをして実際にそう思う。

2. 可処分時間が増えた

自分は出発時間に関わらず家を出るぎりぎりまで寝てしまう、というタイプ。

具体的には出発する30分前くらいに起きてばたばたと準備をして出ていく。

そのため単純に朝起きる時間が早くなった、寝る時間も多少早くなったが、可処分時間は増えているように思う。

その増えた時間というのは「電車に乗っている時間」そのものなのだけど、自分は電車の中で割と本を読むので、読書時間が確保できているのが良い。

今は乗り換え一回で、1路線目、2路線目それぞれ30分くらいの時間。この時間帯が読書には長すぎず短すぎずちょうどいい。

ちなみに引っ越す前はバス15分、電車20分、電車10分みたいな感じだった。ちょっと読書には短い時間の粒の大きさなので、この変化には満足している。

3. 会社の人があまりいない

会社に近いところだと、会社の人が沿線に住んでいることも多く、ちょっと心理的に会社のことを考える機会が増えてしまう。

今の沿線にはあまり住んでいる人がいないので、精神的に離れた感じがするのが良い。

以上、それなりに遠いところに住むのもそんなに悪くないという話でした。ではでは。