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山二つライブ@代官山晴れたら空に豆にまいてが良すぎた

2024年02月14日

というわけで2024/2/12(月・祝)は「山二つ1stALBUM "テレビ / Television" リリースツアーファイナル -単独公演- 2/12(月祝)@晴れたら空に豆まいて」へ行ってきたのだった…!

山二つについては昨年の12月くらいからウォッチをしていた。初めてのライブは鎌倉はwoof curryでのライブだった。

その時にはまってしまい、それ以来近隣でライブがあるときは足を運ぶようにしている。

初参加ライブについては日記を書いていた。

「山二つライブ@woof curryが良すぎた」

その後、年明けに渋谷ベースメントバーで対バンイベントにも足を運んで、今回のライブに至る。

まだ3回目の参加ではあるが、ライブハウスで単独のライブということで結構テンションがあがっていた。以降、時系列に沿って当日の流れを振り返る。

祐天寺はもつやき ばんへ

学生の頃からちょこちょこ通っている店。

値段の安さ、料理の味、雰囲気全てのパラメーターが抜けている、と感じる。

通勤の道すがらなどの生活圏にあるわけではないので、恵比寿、代官山付近でライブを観る時はなるべく寄るようにしている。

どうもライブの前に酒を飲んでいく、という習慣が出来ている気がする。

コントロールできていれば、高揚感が増すのだが、コントロールできず飲みすぎてしまうと、とライブ会場でずっこけてしまったりする。そういうのはよくないな、と思う。今回は結構飲んだ気がするが、座って観るタイプのライブだったので大丈夫だった。

実質的なワンドリンク、物質としてのお金

そして、チケット代とワンドリンク代を払って会場に入る。

先日に友人ともこの話をしたのだが、ライブ会場でのワンドリンクの値段が上がっている、という問題は確かにある。

ちなみに今回は700円だった。

いつまでそうだったか記憶は確かではないが、ワンドリンクといえばワンコイン500円だ、というのがセオリーだった。

この500円という金額は考えるとなかなかうまくできている。

例えば後輩とか、恋人とか、まぁ誰でもいいんだけど、誰かとライブを観に行くときに、チケット代を負担するまではいかないけど、ドリンク代くらいは払って、かっこつけたいよね、という場面は日本中で多くあったに違いない。

ワンドリンク500円だと、そんな時に2人分払っても1000円ぽっきりである。これは非常に気持ちのいい値段だ。気軽にかっこつけられるという利点があった。

だが、今はワンドリンク700円だ。ここで例えばかっこつけて2人分払うと、なんと1,400円になってしまう。驚いたので何度か計算したが、必ず1,400円になる。

そして、この数字に俺はいやらしさを感じる。1,400円という金額を払う時のことを想像してみてほしい。

1,000円札一枚と、100円玉4枚で払うのがスマートな気がする。だが、「100円玉が4枚財布の中にある」というのは中々レアな状況である。どちらかというと、1000円札を2枚出して払うケースが多いのではないだろうか。そうすると、お釣りは600円返ってくるのである。さきほどいやらしさを感じる、というようなことを書いた。まさに、この600円のことを言っている。思い出してほしいが、ドリンク代は「700円」だ。補足をするとワンドリンク700円のライブハウスは中の飲み物の最低価格が700円であることが多い。つまり、100円玉が4枚ないので仕方なく2000円を払ってお釣りの600円をもらったが、ドリンクは700円からなので、お釣りだけでもう一杯飲むことができない、という事態に陥ってしまう。

ワンドリンク700円という価格設定からは、こんな事態が想定されるのである。そこで財布の中に100円玉があって、700円ぽっきりで出せたらいいが、なかったらと思うと、想像するだけで恐ろしい。

物の値段は相対的に決まるもので、ワンドリンクの価格が500円から700円になっても、実質的な便益は変わらない。700という数字は500という数字の1.4倍だが、700円払うと1.4倍美味しいとか、1.4倍の量があるとかそんなことはない。専門家ではないが、人件費だったり流通コストが上昇していたりで、価格転嫁せざるを得ないところがあるのだろう。だが、物の価格が変わっても500円だったり1000円札というお金という物質は変化しない。そのため、上に書いたような恐ろしい事態になってしまうのは事実としてある。

友人はこの問題に対して「600円玉とか700円玉を作ってほしいんだよなー!」と言っていた。それは一理ある。

ライブ

タイトルにも書いたが、このライブは本当に良すぎた。三度目の参加で、いつも、ただの音楽演奏以上のものを提供してくれると感じる。

曲自体の質も高いが、その場の空気を読み取りながら繰り広げられる即興の劇のような展開に完全に魅了される。

突然のダンスパフォーマンス、予告なく変わる楽器のパート。この予測不可能さが新鮮だ。

おわりに

次回の3/27@渋谷WWWも行きたいっ!ではでは。