QLITRE DIALY

Pitchfork200アルバム 50-31

2022年08月10日

昨年の10月から始めたPitchfork200アルバムのレビューの第四弾。

今回は50位から31位までで、特によかったものを紹介する。

基準は適当で、

めちゃくちゃ良いと思ったら星が5個

また聴きたいなと思ったら星が4個

あまり印象に残らなかったら星が3個

以下、Rateが星5のものを{ランク}. {アルバム名} / {アーティスト名}という記載ルールで紹介していく。

50. The Miseducation of Lauryn Hill / Lauryn Hill

1998年に発売したアルバム。もともとフージーズで活動していて、ソロ名義では唯一の発表。

ヴォーカルの存在感がとにかく凄くて、ハスキーボイスだけど、ハスキーなまま声が良くのびていて心地いい。

個別では、2.Lost Ones3.Ex-Factor4.To Zionの序盤の流れが良い。

wikipediaで掲載されている制作の背景がちょっと面白い。知らなかった。

ボブ・マーリーの息子であるローアン・マーリーと交際し、その後妊娠。これら状況の変化を経て、産休を利用して曲を書き始めたのをきっかけにアルバム制作が本格化した[2]。サウスオレンジのスタジオで30曲以上の曲が書かれた。 レコーディングの初日にはハープ、弦、ティンパニーのドラム、オルガン、クラリネットなど、自身が恋に落ちた楽器を全て注文したという。最初はアメリカ国内でレコーディングを行っていたが、その後はジャマイカのキングストンにあるボブ・マーリーが作ったスタジオ「タフ・ゴング・スタジオ」にて大半のレコーディングを行った。

ちなみにローアン・マーリーとの間には5人の子供がいるらしい。

46. Back to Black / Amy Winehouse

Laurin Hillに負けじとこちらも超ハスキーボイス。

一曲目のRehabがかなり印象的というか、一度聴いたら耳に残り続けて忘れられないタイプのメロディ。

当時大学生でバイトかなんかしてたときだったかな、有線放送でこの曲が流れていて、当時Amy Winehouseのことは知らなくて、「うわ、なんだこの曲」って思って調べてたどり着いたのが出会いだった。どうやって調べたのかは忘れた。

実はRehabしかまともに聴いたことがなかったのだけど、改めて聴き直すと7.Tears Dry On Their Ownがどちゃくそ名曲。

40. Either/Or / Elliott Smith

ガス・ヴァン・サント監督の映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』に楽曲を提供したことで知られるアルバム。

アルバムを通して聴いてみると、こじつけかもしれないが、映画の内容とマッチする部分も多いような気もする。

内省的な感じとか、ちょっと世の中に対して諦めを感じているというか。

アルバム全般を通して抑制された曲が続くのだけど、同じように聴こえる曲がなく飽きがこない。天才的な表現の幅。

誰かといるときではなくて、独りでいるときに聴きたくなる。

たぶんソロキャンプとかして、焚火とかをぼーっと見てる時に聴くと究極的に最高なんじゃないかな、ソロキャンプはしたことないけど。

39. Fleet Foxes / Fleet Foxes

USインディロックバンド、フリート・フォクシーズの2008年に発売されたデビューアルバム。

インディロックというと、どちらかというと不健康で都会的な印象を自分は持っているのだけど、これは正反対で、エコロジーだったり自然の広がりを感じるアルバム。というか、ボーカルのロビンが登山家で自然をモチーフにした曲が多いらしい。確かにタイトルからして自然的なものが多い。Sun It Rises、White Winter Hymnal、Tiger Mountain Peasant Song、Blue Ridge Mountains…等等。野外フェスで聴いたらきっと最高だろう。一番好きな曲は5.Quiet Houses

37. This Is Happening / LCD Soundsystem

Apple Mudicのアルバム紹介でDrunk Girlsはヴェルヴェット・アンダーグラウンドのWhite Light / White Heatを彷彿とさせる、的なことが書いてあって、そのことは意識したことはなかったのだけど、確かにって思った。文句なしの良盤。

33. Bon Iver / Bon Iver

なんで高評価にしたのか忘れた。個別で印象に残っている曲もない。

たぶん心が無になるというか、いわゆるチルアウトできるアルバムだったからだろう。

確か聴いていたのは、通勤途中の電車の中だ。いつも大体「あー仕事行きたくねぇな」って考えてるんだけど、このアルバムを聴いている間はそういうことを忘れられたんだろう。

31. Teen Dream / Beach House

いわゆるドリームポップと評価されているらしい。

ドリーム・ポップというと、シューゲイザーと合わせて語られがちで、マイブラとかLushとかAsobi Seksuとかが挙げられることが多いのかな。このアルバムはシューゲイザー的な要素はあまりなく、つまり、激しさみたいなものはなくて、ゆっくりとした浮遊感を味わえる。落ち着いて聴けるのが良い。ボーカルのビクトリアの声質と歌い方にヴェルヴェッツのNicoっぽい系統を感じる。これは好み。

このアルバムが今回のセッションで一番よかったかな。

おわりに

というわけで今回は7アルバムを紹介。高評価をつけるアルバムが明らかに増えていて、次のアルバムをすぐ聴く前にもう一回聴きたいと思えるものも多い。なんだか忙しさすら感じてきている。

次回をどこで区切るかは未定。ではでは。