2022年08月22日
Kuwahara filterというのがなんか凄いらしいぞ、ということを知ったのは、Qiitaで見たこの記事だった。
Kuwahara filterとかいう明らかに日本人の名前な画像フィルターに出会い、試してみたらすごかったので紹介する。
なんでも、このFilterを通すと、画像ピクセルが平滑化され、あたかも油絵のように再構成されるらしい。
紹介されているのはPythonスクリプトでこのKuwahara filterを実現したものだった。
例えば以下の画像をフィルターにかけてみる。
露店で売られているスパイスの写真。

フィルターをかけると、以下のように絵画っぽくなる。

プログラミング的にパラメーターを与えることで画像の再構成ができるというのが、理屈は分からないけれど面白い。
気づいたら過去の写真をkuwahara filterを通して振り返る作業に没頭をしていた。









今回掲載したのは、フィンランド、ギリシャ、エジプト、モロッコ、スリランカに行った時の写真など。
こういう形ではあったが、過去の写真をじっくりと見直せて、懐かしいような気がした。
余談ではあるが、振り返る際に、画像パスをその都度ソースコードにべた書きするのはかなり面倒なので、専用のGUIアプリを作ってみたりした。
元画像をフォルダから選んで表示し、Filterボタンを押すとKuwahara Filterで処理された画像が表示される、という簡易的なもの。

パラメーターの度合いを変更してグッドなショットを探すことができる。
以下はぼかしを強くした場合。

ソースコードはgithubに。
https://github.com/qlitre/pysimplegui_kuwahara_filter
ではでは。