2024年03月28日
今月のことなのだけど、前から気になっていたNOT A HOTELのMEMBER SHIPの購入をした。
日本円にして100万円を超える金額、自分にとってはかなりでかい買い物である。
思い返すと一回でこれだけの金額を決済したのは初めてだったかもしれない。
というわけで今回はNOT A HOTEL MEMBERSHIPの紹介、購入した理由、購入方法などについてまとめていく。
自分もそこまで熟知しているわけではないが、グレードが高めの別荘を建てて、サブリスクション型で宿泊する権利を提供している。
例えば軽井沢にあるBASE-Lを例にする。
https://notahotel.com/shop/kitakaruizawa/base-l
NOT A HOTEL ホームページより
年間を360日として10泊から宿泊する権利を提供している。
値段は別荘のタイプによって違う。
このBASE Lだと年間10泊で1,800万円強(2024年現在)という価格設定。
「別荘を購入したものの泊まれる日数は少ない」という問題があるらしく、サブスク型で提供をすると別荘を所有しやすい、という考えに基づいているという話を聞いたことがある。
この1,800万円という値段で「所有しやすい」と感じるかは人それぞれであるが、例えば40年間使うと考えると、年間で50万弱の費用になる。
軽井沢エリアで別荘を一棟まるごと購入すると価格がこれよりは高くなることが想像されるし、メンテナンスもNOT A HOTELが行ってくれる。
自分はポンっと出せるまとまった金額を持っていないが、そういう意味で行くと相対的に「所有しやすい」といえるのかもしれない。
上述のようにNOT A HOTELはBASE Lのほかにも様々な別荘を運営している。
場所は現時点で、那覇、青島、福岡、水上、軽井沢、那須などなど。
MEMBER SHIPカードを持っている人間は、この中からランダムな宿泊地が選ばれ、泊まる権利を取得することができる。
メンバーシップ会員になると、毎年決められた日にNOT A HOTELに宿泊することができます。宿泊する場所は、ランダムで選ばれます。
「昨年は宮崎だったけど、今年は北軽井沢」 というように、偶然引き当てた「旅する日」を 特別な1日としてお楽しみください。
メンバーシップNFTは3種類。年間あたりの宿泊利用日数として、1泊から3泊までを選ぶことができ、47年間利用することができます。価格は185万円からとなり、1年あたり実質3万円台からご利用いただけます。
面白いのがブロックチェーン上のNFTで権利を販売していること。
自分は1泊タイプのMEMBER SHIPを購入した。
詳細は公式のnote ブログ記事に詳しい。
以下購入した理由について簡単にまとめる。
すごい別荘だなー泊まってみたいなーという気持ちはあった。しかし、サブスク型で別荘10泊から購入するのは安い別荘でも、1800万円ほどする。自分の財力でこれを払うのは厳しい。
一方でMEMBERSHIPなら100万~200万の金額で毎年一泊分の権利を購入ができる。
これでも勇気がいる金額ではある。だが、たとえば40年間使うとして、年間に換算すると3万円から4万円ほどである。
この値段でラグジュアリーな別荘に宿泊ができるのはけっこう安いんじゃないかと思った。
さて、このMEMBERSHIPカードはブロックチェーン上のNFTとして流通しているのが特徴。
そのため、何らかの事情で利用をしなくなった場合に転売をすることができる。
公式での販売は終了していたので、実際に自分もNFTマーケットで二次流通しているものを購入した。例えばホテル宿泊代が値上がりするにつれ、NFT MEMBERSHIPの価値もあがるかもしれない。
なお、MEMBERSHIPそのものだけではなく、毎年ドロップされるキーもNFTである。つまり、転売することも可能。普通に買うと一泊20万を超えるようなホテルもあるので、キーの転売で儲かる可能性もあるかも。投資的な妙味もある。
これは賛否両論あるかもしれないが、偶然宿泊する場所が決まる、というのが面白い。
場所によってプランを考えたりする楽しみもありそう。
単純にこれもある。好奇心。
現在は公式の販売は終了しているので、NFTマーケットプレイスのOpenSeaで二次流通しているものを買う。さらっとまとめる。
購入には暗号通貨のイーサリアム(ETH)が必要となる。
https://opensea.io/ja/collection/membership-s
メタマスクへイーサリアムを送金する方法をPC・スマホ版で解説!
自分の場合はbitFlyerクレカを使っているので、bitFlyerの取引所で購入して送金をした。
無事に購入が完了すると自分のウォレットにNFTが追加される。
NFTの売買は俺のような情弱には厳しい世界かと思っていた。しかし、逆に情弱に優しい世界かもしれないと取引後に思った。
なぜならブロックチェーン上の取引は全て透明となっているからである。
これはどういうことかというと、例えばあるNFTが販売されているとして、持ち主がそのNFTをいくらで仕入れたのかという情報がオープンになっている。
つまり履歴を追って判断をすることで「法外な値段で掴まされてしまった」みたいなリスクを避けることができるかと思った。
これが心理戦みたいでけっこう面白い。
自分が購入した際も、指値では結構高い値段がついてた。だが、その人物が仕入れた値段に多少上乗せする形でオファーをすることで指値より安い値段だったものの、受け入れてもらえた。
メルカリなどの通常のマーケットではこういう動きを取ることは難しい。
実際に泊まったらまたレポート書きたいと思います。ちょっと先の日付です。ではでは。